やる気のない反応掲示板
DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/08 (Tue) 21:18:18
すみません、あほな質問かと思いますが、よろしくお願いいたします。
動作中に青ランプがついたり消えたりしながら、最終的に消灯して、うんともすんとも言わなくなりました、電源オンオフすると一瞬青ランプがつくのですが、すぐに消灯します。
順番に部品交換等してるんですが、見当が付きません。症状が赤ランプ絡みなら結構事例があるのですが、青のまま一瞬点灯そのまま消灯という事例がないので、行き詰ってます。
どこから見てよいやら・・ご経験ありますでしょうか?
Re: DP-1治してます・・が。 - 工房主
2024/10/08 (Tue) 23:38:14
いらっしゃいませ。
青LEDはホームページ上の図の「FR」という基板に載っているワンチップマイコンが制御しています。
電源投入時にこのワンチップマイコンが各部のチェックをして正常なら青LEDを点灯させてDACの電源供給を開始し、数秒後リレーを動作させてスピーカーとアンプを接続します。
このワンチップマイコンかLEDの電源を作っているレギュレーターが壊れかけていてレギュレーター内の安全装置が働いて電源供給を絶っている動きに見えます。
電源投入後数秒してLEDの状態にかかわらずリレーのカチッという音がする場合は、電源ではなくLEDを点灯させるためのトランジスタが焼けているだけの可能性もあります。
リレーの音がしないのであれば、ワンチップマイコンの電源が電源投入後にきちんと供給され続けているかのチェックから始めてみてください。
レギュレーターはFR基板に7806という6Vの三端子レギュレーターがありますが、表面実装の小さなレギュレーターで5Vか3.3Vに落としている可能性がありますので、ワンチップマイコンのスペックシートをダウンロードして電源電圧の確認、電源ピンとGNDピンの確認をして計測確認をしてみてください。
もしかすると、FR基板ではなくFR基板自体に電源を供給しているRT、MM基板上の電源が壊れている可能性もありますので、根気よくチェックしていくしかありません。
残念ながらこの辺が故障している事例がなかったために、このあたりの配線は詳しく追いかけていません。
健闘を祈ります。
Re: DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/09 (Wed) 00:36:12
わおwご返信ありがとうございます!
手あたり次第交換してたんですが、ダメぽです。78M06Aは秋月に在庫があったので、買っておくかな・・マイコンは半田面に搭載されてるNECのチップですか?
よく見ると、MM基板にリワークの痕跡があるので、半ばあきらめ中ですw
2SC2235も2SC4793に置換されてるし、彼方此方抵抗でジャンプしてるので、わけわかりません。
ジャンク漁った方が速いかもですね・・・失敗したな、3千円で出てたのに、値下げ交渉してるうちに誰かに飼われてしましました~~~ケチり過ぎた。
もう少し頑張ってみます!ありがとうございました。
Re: DP-1治してます・・が。 - 工房主
2024/10/09 (Wed) 02:09:04
マイコンは502Tって刻印のあるICですね。
MM基板中央寄りDACの横当たりの8ピン表面実装OPアンプに抵抗でジャンパしてある奴は、D-P1から初期のGX-500HDまでのONKYO純正の修正みたいです。
白いコーキングで固定されていると思います。
2SC2235が2SC4793に置換されているのは、2SC2235だとすぐに故障してしまうためで、GX-500HDでは最初から2SC4793がついています。
マニアな方たちの間では、ONKYOアンプのVL Digital回路が音をぼやかす、とバイパスする改造が一時期流行ったらしいので、当時の流行りの改造をされているなら、DACの生音がそのままアンプに入るようになっていると思います。
D-P1、GX-500HDは故障品でもだいたい壊れてるところは同じ場所が多いので、ジャンクを買って直してみて、直ったら御の字、治らなくても基板ごとニコイチ試してみるとかそういう手もあります。
ジャンクで送料込み4000円割って入手出来たらラッキーってとこですかね。
また、どうしてもだめだったら正直に修理できませんでした、とヤフオクにジャンクで1000円スタートあたりから出品すると多少はお金になるかもしれません。
D-P1の木目筐体はそれだけでも欲しがる人がいます。
ちな、内臓アンプをあきらめてただのスピーカーとして使う場合は、この凹面コーンのウーファーはこの大きさにしてはめちゃくちゃ効率悪いのでパワーのあるアンプじゃないとそんなに音量が出ません。
お手持ちのアンプで左スピーカーだけ鳴らすとボリュームの割に音ちっさ!って思うでしょう。
まぁ火を噴いて燃えるような壊れ方しない限り、ちょっと修理失敗しても正しく部品つけ直してコネクタ繋げばそうそういじり壊したりはしないと思うので気長に頑張ってください。
Re: DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/09 (Wed) 02:52:16
重ね重ね、ありがとうございます!
502Tの仕様書をルネサスとNECからPDFダウンしようとしたのですが、残念ながらグルグル~しっぱなしで落ちてこなかったので、このあたりのチェックは後回しになりそうです。
とりあえず、壊れ品でも二個あれば、パート基盤の差し替えで、症状の変化を見られますし、特定が楽になろかなぁ・・。
て、チェック始めようとしたら、テスターがぶっ壊れて泣いてますw
何もしてないのに-9とか出っ放しになりました。
ついてない・・なので基板の掃除と半田除去を進めることにしました。
それと、2SC2235って、壊れやすいんですか?wあらら、あえて取り寄せてしまいました、失敗か・・置換された2SC4793周辺の基板がコンガリ茶色してたので、そんな気はしたんですけど、放熱できませんしね、まるいので、何か考えるか・・・。
おっしゃる通り、どんどん交換を進めれば、いつかは治る気がしますw
はて・・AMAZONから部品やらテスターやら届かんことには・・やれやれ。
20年近い老体ですものねぇ、気長に頑張ってみます。
Re: DP-1治してます・・が。 - 工房主
2024/10/09 (Wed) 18:19:50
2SC2235は密閉筐体ではなく、ちゃんと冷却が期待できる筐体で、周辺部品をもう少し隙間を開けて実装していたらもう少し壊れにくかったと思います。
この部品構成は他のアンプでも使われているので、使いまわしの回路なんでしょうが、周辺温度が60℃以上になる環境に入れたのが失敗だったんでしょう。
もともとONKYOの半導体アンプ設計って「半導体は高温でドライブした方が安定する」っていう考えがあるらしく、他の製品でも長く使ってると基板焦がしてるものが少なくないそうで。
ホームページで挙げている4点のトランジスタはヒートシンクもなく、チンチンに熱い状態でドライブされているので周辺部品巻き込んで劣化してることが多いです。
ページの下の方に代替部品表があるので、2SC2235なら東芝 TTC011Bに置き換えて、足を数センチ延長して周辺の電解コンデンサの上に設置してヒートシンクもつけた方がいいですね。
なにも熱対策をしないと、電解コンデンサがすぐに容量抜けするのでD-P1もGX-500HDも新品からまともに動作する寿命は数か月ってとこです。
開放型の筐体でもう少しまともな設計されていれば1日8時間使って14~5年持つはずなんですが…
Re: DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/10 (Thu) 03:12:19
す・・数か月の命・・それはまずいですねぇ・・
とりあえず取り替えたところで動く保証もないんですけど、焦げていたから交換しようと思ったんですが、こりゃやめた方が良いかもですね。
2SC4793は発注掛けたんですが、外国からなので1か月近くかかるっぽくw明日届くであろう2SC2235を取り付けてみて、コンデンサ焼かない様に半田面へつけてみてもいいかもしれませんねぇ。
Re: DP-1治してます・・が。 - 工房主
2024/10/10 (Thu) 05:07:19
電解コンデンサが焼けて容量がゼロになっても動くことは動く、って場合もあるので、動いてさえいれば使えないわけではないけれど、まともではない、って状況でしょうか。
あと、大変言い難いお話なんですが、海外からこういった廃番の半導体を取り寄せるのは偽物が多いのでお勧めはしません。
私もこれいじり始めた当初は散々偽物掴まされましたし。
まれにまともなものが届くこともあるんですが、大抵はゴミみたいなリマーク品でひどいとトランジスタですらないこともありますし。
電源入れた瞬間破裂したこともありますよ。
後継の代替トランジスタ東芝 TTC011B、TTA006B、TTC004Bを樫木総業通販で買って使うのが確実かと。
Re: DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/12 (Sat) 08:01:20
偽物・・wそうですか、ひとまず動けばと付け替えたものの、やはりだめでした。
現状、リレーも動かないので、試しにヘッドフォンつけてみたら、電源入れると、ブーン~そののちスノーノイズが出続ける感じです。
やはり500の破損品で故障個所が分かりやすい個体が出て来るのを待って、正常動作して売基板はとっておいて、ニコイチとかにすべきかもしれませんw
半田付けは得意なんですが、回路を追っかけるほどのスキルがないので。
ひと先ず怪しげなレギュレーターは交換してみたのですが、駄目だったです、残念。
マイコン付近のトラブルな感じでしょうね・・ちょっとお手上げ感がしてます。
Re: DP-1治してます・・が。 - 工房主
2024/10/12 (Sat) 21:34:16
サーっていうノイズが出てる時点で、DAC周りが動いてないですね多分。
まず、青LEDが点灯し続ける状態にもっていかないとだめですね。
青LED点灯状態にもっていかないと、あちこちのICの電源が入りません。
ちな、三端子レギュレーターも新日本無線(現日清紡マイクロデバイス)NJM78xx、NJM79xxシリーズは数年前に廃番になっており、海外サイトではそこそこ偽物が出回り始めています。
こういった廃番半導体は取り付ける前に最低限動作確認をしてみることをお勧めします。
また、動作確認をして動いても、ロースペック品のリマークなどがあって、最大定格まで動かない、なんて代物も存在します。
海外特に中国からパーツ調達する時は型番のフォントやレーザーマーキングの色、半導体パッケージの形状などで本物っぽいサイトを選んで、さらに複数の店舗から同じものを同時に頼んでみる、くらいやらないとだめかもしれません。
Re: DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/13 (Sun) 02:14:04
JRCのレギュレータは78の方しか手に入りませんでした。
DAC周辺ですが、77共通ですか?そうしたら、77の安い奴買ってみるというのもありですか?w
とりあえず、電源ライン調べることにします。
Re: DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/13 (Sun) 04:06:32
投稿修正できなかったので、追記します。
ようやくテスタが届いたので、見てみたのですが、MM基板の+15-15+3.31v全部来てないです。
RT基板刺しちゃうと、MM基板のDAC電源EEnableのチップがアクセス不能なので、見られないです。
さて・・いよいよマイコン回りか・・ちょっと見てみまーす。
Re: DP-1治してます・・が。 - 工房主
2024/10/13 (Sun) 14:42:18
三端子レギュレーターは最大電流と電圧、リプル除去能力が同等の物ならどこの物を使っても構いません。
入力可能な電圧に注意してください。
たまに最大入力電圧が低い物があります。
スイッチングタイプの物は、スイッチング周波数が可聴領域の物だとその周波数そのものが音に乗ってしまうので使わない方が無難です。
77は基板パターンは共通ですがトーンコントロール機能のための部品が載っているのでそのままでは使えません。
あと10年くらいしてD-P1・GX-500HDがジャンクですら入手できなくなった時、初めてレストア用の素材として考えるものですかね。
MM基板のヒートシンク付き三端子の入力に電源が来ているかどうか、もし来ていないようならその元を追いかけてみてください。
+15が出ていたら、+5、DAC用の+3.3Vは+15から作られるのですが、その+5はワンチップマイコンにONOFF制御されてるようなのでまず+15が出るようにすることです。
Re: DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/16 (Wed) 18:10:29
結局、動作品を買うことにしました!
現在のPD-1は外装が超きれいなのです(笑)
ですので、今度来る500を内部実装しなおす予定です。
その際、部品の予防交換もしておこうかと考えてます、
が、今回の故障個所が特定できていないので、同様な
破損時は予防措置は無意味ですけど・・
チェック箇所のご指導ありがとうございます、78と79は、裏から測るしかなさそうですね。いろいろ難しいポジションwやってみます。
動作品が来たら、基盤を差し替えて故障個所の特定もできますし、調査個所が1/3になるだけでも気が楽になります。
後10年・・すごい、製造から30年とか維持するって愛が無ければ・・って感じですよね。
以前は壊れたら即捨ててたのですが、殆どの場合、安い部品一つ死んだだけですし、もったいないことに気づいてしまったので、なかなか捨てられなくなりましたが。w
Re: DP-1治してます・・が。 - 工房主
2024/10/17 (Thu) 01:51:02
動作品が手に入ったら、もし可能ならサーモグラフィカメラの類を入手して電源投入後の温度分布を比較してみると故障個所の特定が楽になるかもしれません。
過度に発熱しているか、逆に全く発熱していないかで明らかに異常だとわかるので。
解像度が粗い物でよければ数千円から買えますし、スマホにUSBで接続して使うタイプなんかもあります。
D-P1、GX-500HDシリーズはスピーカーのエッジが経年劣化しやすいウレタンじゃないので20~30年経っても穴が開いたり剥がれたりはしないと思います。
硬くはなるので最悪の場合はブレーキフルード軟化とかやらないといけなくなる時が来るかもしれませんが。
発熱が激しい半導体はどんどんへたっていくので、電解コンまた交換するようなときに一緒に交換とかですかね。
まぁあんまり根を詰めると、自力修理で安く上がるはずがとんでもなくお金かけてましたなんてことになるので、時々使った額は見直してここまでお金をかける意味はあるのか、と自問自答はしましょう。
ふと気が付くと車や家が買える金額を道具に使っていたとかメンテ界隈ではよくありますので。
うまくいったらまた書き込んでいただけると幸いです。
修理頑張ってください。
Re: DP-1治してます・・が。 - MACRO
2024/10/20 (Sun) 06:19:49
今更・・フロントカバーの網を外してみてびっくりしました、なにか煙が立ち上ったようにスピーカーのホール部分から真っ白い何か?びっしりと、
結晶状の白い粉?が付着。
コンデンサの電解液が蒸発して再結晶化したのでしょうかw?
基板には何もついてなかったので気づきませんでした、大変面白い症状です。
だとすると、量的に6800mfですかねぇ、コンデンサ自体、外見が何ともなかったので見過ごしていました。
結局、RTカードがだめなのは確実で、MMカードは念のため3端子レギュレーターを交換したせいか、赤点滅になってしまってました。79の方が互換品つけたので、もしかするとそれが駄目なのかもしれませんね。
動作品のほうもあれこれ問題を抱えていたので2個1にして現在動かしてます。
おっしゃる通り、すでに中古品を買えるほどあれこれ買う羽目になってます、ただ、今のところ治す楽しみが勝ってしまってますね、気を付けます~♪
また何かありましたら書き込ませていただきます、ではでは!